こんにちは、早大卒ママこだしおです。
子どものペンの持ち方が変だけどいつから正しく持たせるべきかな?と悩んでいませんか。
結論から言うと、赤ちゃんの手は小さく、動かし方も身についていないためはじめから正しく持たせることは難しそうです。
正しい形に導く声掛けは必要ですが、焦って正さなくても4歳前には正しく持てるようになってきました。
娘がペンを持ち始めてから4歳までどのような声掛けをしていたのかと、実際のペンの持ち方や書いていた絵の変遷をご紹介します。
3歳11ヶ月でこのように持てるようになりました。迷ったら「持ち方あってる?」と聞いてくれています。
ペンの持ち方の変遷
1歳頃から自由にお絵描きができるように紙や筆記用具は手の届くところにありました。
ペン先が尖っているので大人が見守れるところで使用してもらいましょう。
1歳過ぎた頃 持って書いてみる
やっと歩き始めたくらいの時期です。
この頃は持ち方も、姿勢も、何も口出ししませんでした。

掃除や洗濯が面倒だったのでボールペンや色鉛筆でのお絵描きがメインでした。

立ち上がったら歩かないように「座ってね」と注意はしていましたが、この持ち方でそのまま紙にペンを当てて描いています。
1歳半頃〜 握りしめスタイル
よく絵を描くようになってきました。
マーカーペンやアクリルペン、クレヨンがメインです。
発色が良いので色鉛筆よりも使いたがるようになりました。

描いているものはぐちゃぐちゃした線や丸っぽいものでした。

何かにハマると同じものをひたすら描いていることが多かったです。


1歳9ヶ月頃から色に興味がでてきて、「あか」「きいろ」が言えるようになってきました。興味がでてからは他の色も覚えるのが早かったです。
色はアンパンマンの絵本で覚えました。良かったらこちらの記事もどうぞ▼
2歳 握りしめスタイル継続
お絵描きが嫌になって欲しくなかったので2歳もまだ好きに持たせています。
「こうやって持つんだよ」と言ったことはありましたが持てませんでした。
伝えてみて持てるようなら直してもいいかもしれません。
この頃も、弱い力で楽しく書ける水性ペンやクレヨン、ボールペンがメインです。

2歳からしばらくも当分握りしめスタイルでした。
2歳8ヶ月頃
そろそろ正しい持ち方で持って欲しいと三角えんぴつを購入してみました。
が、手が小さいから無理そうだと気がつきました。
三角えんぴつを持たせても、指を1本ずつ沿わせられなかったのです。
持ちづらそうだったので三角えんぴつは置いておくだけにして引き続きペンをメインに使っていました。
3歳 3本指で持つ
3歳の誕生日頃に、なんとなくのペンの持ち方を教えました。
手でバキュン(親指と人差し指でピストルを作る)を作って、ぎゅ(鉛筆を握る)すると良いよと伝えるのが良かったです。
日々持ち方に口出しを始めたのはこの頃からです。

変な持ち方をしているときに「バキュンぎゅだよ!」と口うるさく伝えていました。

バキュンぎゅだからとりあえずいいかと目を瞑っている時期です。
我が家は、早く正しい持ち方にすることよりも書くことを嫌いにならないことを優先しました。
性格もあると思いますが、ぬりえが大好きになりました。
何日もかけて1つの塗り絵を完成させたり、新しい塗り絵を始めたり、綺麗にはみ出さないように塗っている日も雑に塗る日もあります。

「ここは腕だよ、薄橙色じゃないの?」ときいたら、「好きな色で塗っていいんだよ、ママしらないの?」と笑われました。
この感性をつぶさないようにしていきたいですね。
あまりにもぬりえをしているので36色色鉛筆を購入したのもこの時期です。
色が増えてから家でのぬりえ時間が増えました。
我が家はトンボ色鉛筆を購入しました。発色が良くおすすめです。36色だと赤系はやや少なめです。▼

ケースの蓋を開けるのが3歳児には難しそうだったので、全てマグカップに入れて立てました。すぐに使えるので使う機会が増えます。
3歳9カ月 正しい持ち方に
手首を動かして色塗りができるようになってきて、塗り絵もほとんどはみ出さなくなってきました。
人差し指の位置に口を出し始めたのはこの時期からです。

本当に集中して綺麗に色塗りができるようになっています。

来月4歳ですが、これからは人差し指の位置も指摘していきます。
「こうやった方が綺麗に色が塗れるよ」「はみ出さないよ」と正しく持つメリットも伝えながら指摘しています。
正しい持ち方の画像を見せたのも効果的でした。
今好きな筆記用具は、カラフルなアクリルペンやマーカー、色鉛筆、ボールペンです。
保育園ではクレヨンを使っていますが家ではあまり使わなくなりました。

もうすぐ4歳になりますが、今もぬりえが大好きです。
「ママ、一緒にぬりえしよ〜!」と誘われたときは、一緒の時間にぬりえをすることもあります。
皆で楽しく練習していきたいですね!
ひらがなを書く練習も始めました。

ひらがなの読みの勉強方法も紹介しています。良かったらぜひご覧ください。▼
ペンの持ち方は気長に見守りましょう!
4歳までのペンの持ち方の変遷でした。
「間違った持ち方をしていると直すのが大変」と聞くこともありますが、私は嫌いにならないことも大事だと思います。
何が正解かわからない子育てですが、楽しみながら頑張りましょう!
気になることがあればお気軽にコメントしてくださいね!
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