こんにちは、早大卒ママこだしおです。
数字が読めるようになってくると時計やカレンダーなどの数字をたどたどしく読んでいる姿がかわいいですよね。
数字に興味がでてきた今、ぜひ機会を逃さずに時計の教育を始めていきましょう。
近年はデジタル時計が増えておりアナログ時計に触れる機会が少なくなりました。時計の学習が完了しているとされる小学3年生でも時計が読めない子はいます。
スムーズに時計が読めるようになるために、幼児期は時計を読む「基礎」が身につけたいですね。
この記事はこんな人におすすめ!
✓お子様が数字や時計に興味を持ち始めた方
✓時計の教育はどんなことをしているのか知りたい方
✓実際の子どもの成長具合が知りたい方
我が家の目標は「小学校低学年で時計をしっかり読めるようになること」なので焦らずに取り組んでいます。
娘のもうすぐ4歳児は、「正時(ちょうど)」の読みが定着してきました。「半」もたまに分かるようになってきています。
教育の一例として我が家の取り組みも参考にしていただけたら幸いです。
この記事を読み終わる頃には迷いなく子どもの環境が整えられるようになっていますよ。
100均おもちゃの「とけいまなぶセット」のレビューはこちらから飛べます。目次からもどうぞ!
幼児からの時計教育
時計が読めるようになるには
✓数字の理解を深めること
✓時間の感覚を身につけること
✓時計の読み方が分かること
が必要になります。
幼児のうちに完璧に読めるようになる必要はありませんが、徐々に時計に触れる機会を増やしましょう。
時計を教えるだけではなく、「数字の理解」と「時間の感覚」も併せて鍛えていきます。
数字の理解
数字にはある程度興味をもっている子が多いかと思いますので詳しくは割愛しますね。
私は10まで数字が読めるようになったタイミングで「壁掛けの知育時計」を導入して時計との接触回数を増やすことにしました。それからすぐに11、12も読めるようになっています。
数字の理解を深める取り組みはこちらにまとめていますので良かったらご覧ください。▼
3歳11か月の娘の数字の理解は↓のような感じです。
✓「1~20」の数字を見て読める、数唱できる
✓「1~15」の数量が一致する
✓「1~5」が書ける
✓「10以下の簡単な足し算」ができる
時間の理解
1年は365日あって、1日は24時間、1時間は60分、1分は60秒という時間の感覚を身につけることは幼児には難しいです。
まずは、基本的な生活習慣に関係する時間を覚えました。
時間に興味を持ってほしくて早い時期から置いていたのは「絵本」と「日めくりカレンダー」です。
「アラーム」や「ストップウォッチ」もよく使っています。
絵本で時計に興味がでてきてから、「知育時計」を導入しました。我が家の時計は「分」表記がなく秒針も無かったので、分かりやすい壁掛けの時計を購入しています。
最後におもちゃの知育時計を購入した流れになります。
購入した100均の知育時計が好評でした!
時計に興味を示すよりも先に知育時計を購入して身近に置いておくのも興味を持つきっかけになるので良いですね。
ちなみに、ベネッセの「こどもちゃれんじ」では年中向け「すてっぷ」9月から時計のプログラムが始まり、12月で「正時の読みの定着」、2月で「時間を意識して動く」のカリキュラムになっています。実際に意識して動くのは時計の正時をマスターしてからにしているのですね。
絵本から順番に紹介していきます。
絵本
まずは生活習慣の基本的な時間や日本行事を知ってもらい、そのあとに「時計」を教えるよう進めていきました。
とけいのほん
作:まついのりこ 出版社:福音館書店

時計の読み方を教えたい!と思った方にまずおすすめしたい絵本です。
1では「〇時ちょうど」と「〇時半」を学び、2では「〇時〇分」を学びます。
この絵本の主人公は時計の短針と長針です。「ちび」と「のっぽ」のふたりが散歩をして、いろんなお友だちと出会って遊びながら時計を教えてくれるので楽しく時計が学べます。
娘は1のどんぐりぼうやにとおせんぼされて「いま なんじか おしえてくれたら とおしてあげる」と言われるところが大好きです。
この絵本は2歳頃から本棚にありましたがあまり読まれない絵本でした。3歳をすぎたあたりから1を徐々に読みはじめ、4歳が近くなった今娘が好きな絵本になっています。
正直なところ2はまだ難しいと思っていますが娘は楽しそうに聞いています。
商品ページに絵本の見開きもいくつか紹介されています。評判の良い絵本なので気になった方はぜひ口コミをご覧ください▼

アンパンマン絵本
生活習慣の基本的な時間や日本の季節行事は好きなキャラクターを通して教えるのもおすすめです。
アンパンマンが大好きだったので2歳頃は「アンパンマンとげんきにあいさつ」「アンパンマン知育えほん『いちねん』」を頻繁に読んでいました。
絵本で読んでから実際に行なうと「絵本で見たね!」と行事に興味を持ってくれることが多かったです。
「げんきにあいさつ」は生活習慣に関係する時間と挨拶が分かります。この絵本には実際に動かせる時計がついているのも良いです。これがあったのでおもちゃの知育時計の購入は最近まで見送っていました。
「いちねん」は一年の行事を教えてくれる仕掛け絵本です。
他にも購入したアンパンマン絵本に関してはこちらでご紹介しています。▼
日めくりカレンダー
日付の感覚を身につけて欲しくて置いています。

はじめは右の日めくりカレンダーをめくっていて、今は左のキャラクターの日めくりカレンダーをめくっています。
日めくりカレンダーって大人でも忘れてしまいますよね…。
「あ!グリちゃんの日付が今日じゃなくて悲しんでいるよ!」と伝えると「大変!」と今日の日付をセットしてくれています。
「毎日継続してめくらなくてもいいかな」と気楽な気持ちで置いています。
12月であれば、アドベントカレンダーがおすすめです。好きなものが入っていたので3歳のクリスマスは毎日欠かさず楽しんでいました。
アラーム
我が家のアラームは「Echo show8」を使用しています。

「アレクサ、アラームセットして」と声掛けでアラームをセットできるのが便利です。簡単な操作であれば3歳児でも使用できます。
子どもに「〇分ね」と伝えてテレビやゲームの時間の終わりの時間を予めセットしておいたり、遊びの時間を終わりにしてほしいときに「あと5分ね」とセットしていました。
5分が分からなくてもアラームが鳴れば終わりだと分かるのが良いです。
最近は「あと3分ね」と言うと「すぐ終わりになっちゃうね…『じゅっぷん』がいいな」と交渉されることもあります。
おそらく「10分」はよく分かっていないですが、聞き覚えのある3分より長い時間として把握できていそうです。
ストップウォッチ遊び
時間の感覚がつかめるかな?と、5秒や10秒をぴったり当てるゲームを不定期開催しています。
数えてからストップウォッチボタンを押す動作までもタイムラグがあるので「5秒」を狙っても「10秒」近いです。
数唱もできるのでおすすめです。
私が「5.07」で娘が「5.71」であっても「娘の勝ち〜!」と喜んでいました。どちらが5に近いのかまだ分かっていないのでこれからも定期的に開催して教えていきます。
知育時計(壁掛け)

「分」表記と「秒針」のある時計を探しました。
我が家は1〜10の数字を読めるようにタイミングで購入しましたが、1週間もせずに11、12も読めるようになっています。
時計の文字盤が開けられたので分かりやすいように「〇じ」を手書きしました。
動いている秒針を見て、「針が動いているね」と娘が言ったのをよく覚えています。
大人からすれば短針も長針も動いているのですが、子どもには動きが感じられていませんでした。
「短針が1周すると長針が1つ動くんだよ」と時計を見ながら伝えたり、絵本でお話していますが、おそらく伝わっていないですね。
「秒針が1周して短針が1つ動いている」のを一緒に確認したりしながら、気長に時間の流れと時計の仕組みを伝えていきます。
知育時計(おもちゃ)
【100均おもちゃ】とけいまなぶセット

100均には様々な知育時計がありますよね。
常々買うか悩んでいましたがピンとくるものがなく、先日こちらの「とけいまなぶセット」を見かけて購入しました。
購入の決め手は時計の色とカードが付属していることです。
直径11cmほどの手のひらサイズの小さな時計です。色味もピンクと青が可愛らしいので私の娘は絶対に好きだと思いました。
机の上に置いていたら、思惑通り「何これ!やりたい!」とすぐに興味をしめしていました。

カードは8枚だけなのですが、この付属のカードが良いです。
カードの「〇時〇分」の表記が「時」と「分」で色分けされていて、それぞれ短針と長針の色になっているんです。
このおかげで、ちょうどの時刻しか分からない娘でも私の助言を聞きながら時計の数字を探して正しい時刻に合わせることができました。
正解したら盛大に褒め称えます。
カードが少ないので、同じ色で数字を書いたカードを足そうかと思います。
我が家の時計は「分」が全て書いてあるので5分刻みの表記だったのも良かったです。
「5、10、15、20、25…」と5刻みで唱える練習もしようと思います。
裏面にマグネットシートを貼るとホワイトボードや冷蔵庫などに貼れるのですぐ見えるところに片付けできて良いです。
気が向いたときに使ってくれていますよ。

amifa「とけいまなぶセット」はセリア、Can☆Do、Watts等の100円ショップで売られています。
JANコード:4542804136746
時間の感覚を身につけましょう
日常生活で時間を意識する声かけをしたり、「時計」に触れる機会を増やして幼児期に時間の感覚を身につけていきましょう。
秒針のある「アナログ時計」は意外と自宅にない場合があるので、まずは自宅の時計を読みやすい「アナログ時計」にするのもおすすめです。
一緒に気長に取り組みましょう!
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