4歳の娘が今はまっている絵本紹介です。
数に慣れ親しんで欲しいなぁと何気なく購入した絵本ですが、意外にも娘の心を掴んだようでした。
シンガポールに引越し、船便で送られてきた荷物の中から真っ先に手に取ったのは「王さまライオンのケーキ」です。
算数の絵本として取り上げられることが多い絵本なので気になっている方も多いのではないでしょうか。
あらすじと4歳児の実際の感想をご紹介します。
この記事で分かること
✔ 「王さまライオンのケーキ はんぶんのはんぶん ばいのばいの おはなし」のあらすじ
✔ 4歳児の絵本を読んだ感想
王さまライオンのケーキ はんぶんのはんぶん ばいのばいの おはなし

あらすじ
『王さまライオンは毎年何匹かの動物を招いて食事会をひらきます。アリが招待されるのは初めてのことでした。
王さまライオンはデザートにケーキを出して言いました。「自分の分をとって、まわしなさい。」
ゾウはケーキを半分に切って、残りを隣にまわします。他の動物たちも同じように半分に切って隣にまわしたので、最後のアリには小さなかけらだけがまわってきました。
アリも半分にしようとしますが小さすぎて隣の王さまにまわせません。そこでアリは…?』
というあらすじです。
「はんぶんのはんぶん」「ばいのばい」がよくわかる、算数が楽しくなる絵本です!
算数の楽しさが根幹にある絵本ですが、ケーキをみんなで分けるにはどうすればいい?自分の分ってどれくらいだろう?と考えられる道徳的な側面もある絵本です。
分数、倍数と説明すると取っつきにくく感じますが、この絵本ではユニークなキャラクターたちが魅力的で飽きずに何度も読んでしまうのが不思議です。
書誌情報
作・絵:マシュー・マケリゴット
訳:野口絵美
出版社のおすすめ年齢:5歳~
ページ数:32ページ
出版社:徳間書店
出版年月日:2010/04/17
「プレジデントFamily」2018〔秋〕号東大生192人 頭のいい子の本棚5教科が大得意になる本、算数のページで取り上げられている絵本です。
おすすめ年齢は5歳~となっていますが、4歳の娘は楽しく読んでいるので好きなタイミングで読み始めて良さそうです。
我が家の4歳児の反応
「全部好き。ライオンがかっこいいし、アリがかわいいから好き。」
「みんなお行儀が悪くて王さまライオンは怒らないのかなぁ、アリのケーキが小さくて可哀そうだね。」
「ゾウの次は誰がとったんだっけ?ああ!それで、最後がアリだね。(前のページを振り返って確認しながら)」
大きく描かれる個性豊かな動物たちが娘には好評です。
半分になるケーキには悲しそうにしていますが、倍に増えていくケーキを見ては「こんなに作れるのかな?」といつも笑いながら読んでいます。
最後はアリもライオンもハッピーエンドなのが私も娘も気に入っています。
Amazonのレビューでも好評です。ぜひご覧ください▼

「王さまライオンのケーキ」はこんな人におすすめです
✔ 動物が好き
✔ 数字になんとなく興味が出てきた
✔ 子どもに算数に慣れ親しんで欲しいと思う人
✔ 分数、倍数に出会う前の小学生や未就学児
登場する動物たちが個性豊かで惹き付けられるからこそ、「動物が好き」くらいの漠然とした理由で読める絵本かと思います。
他にも「かず・算数」の絵本は多数購入していますが、「王さまライオンのケーキ」は何度も繰り返し読んでいて特におすすめです。
「最近117ってよく言ってる」「ナンバーブロックスが好きみたい」など数字に興味がでてきたと思ったらぜひ手に取ってみてください。

コメント