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4歳児が『王さまライオンのケーキ』で分数・倍数を楽しく理解できた体験レビュー

シンガポールで子育てをしていて、「分数ってどう教えたらいいの?」と悩んでいませんか?

我が家では、絵本『王さまライオンのケーキ』を読んで4歳の子どもが「はんぶん」や「ばい」の感覚を自然に理解することができました。

この記事では、分数・倍数の感覚が自然に身につく絵本を紹介します。

『王さまライオンのケーキ』はどんな本?

「プレジデントFamily」2018〔秋〕号東大生192人 頭のいい子の本棚5教科が大得意になる本、算数のページでも取り上げられている絵本
タイトルの通り、「はんぶんのはんぶん」「ばいのばい」がよくわかる絵本です。

算数の楽しさが根幹にある絵本ですが、ケーキをみんなで分けるにはどうすればいい?自分の分ってどれくらいだろう?と考えられる道徳的な側面もある絵本でもあります。

分数、倍数と説明すると取っつきにくく感じますが、この絵本ではユニークなキャラクターたちが魅力的で飽きずに何度も読んでしまうのが不思議です。

おすすめ年齢は5歳~となっていますが、4歳の娘でも楽しく読める絵本です。

「王さまライオンのケーキ」のあらすじ

『王さまライオンは動物たちを食事会に招待します。

そこでケーキを出して「自分の分をとって、まわしなさい。」と伝えます。
ゾウはケーキを半分に切って、残りの半分をとなりに。他の動物たちも次々に半分とってまわします。

最後のアリは小さなかけらだけで、隣の王さまにはまわせません。

そこでアリは、「倍」のケーキをつくることにします。』

「半分の半分、そのまた半分」「倍、倍の倍、そのまた倍」と自然と分数・倍数に触れることができて、数字の感覚を身につけることのできる内容です。

著者情報

マシュー・マケリゴット氏が描き、野口絵美が訳しています。

「王さまライオンのケーキ」を読んだ4歳児の実際の反応

我が家では4歳の子どもと一緒に読みました。

初めて読んだときの感想は

「全部好き。ライオンがかっこいいし、アリがかわいいから好き。」
「みんなお行儀が悪くて王さまライオンは怒らないのかなぁ、アリのケーキが小さくて可哀そうだね。」

とまずはストーリそのものや登場人物に興味深々。

数学の学びというよりも、完全に物語として楽しんでいました。

何度も繰り返し読んでいると、「〇〇の2ばいね!」と真似して聞きなれない「2ばい」という言葉をオウム返ししてくれるようになりました。

「2この2倍は4こ」などとそれぞれ説明しながら読んでいると次第に数字の感想も増えてきます。

「2のばい、2と2は4だね。」
「128+128は何?」
「これは何個あるかな?(ケーキを数える)」

256個もあるケーキを指で刺しながら一つずつ数えたりもしていました。

大きく描かれる個性豊かな動物たちが娘には好評で

倍は「同じ数だけ増えるのだと4歳でもしっかり分かっていたのが親としては印象深かったです。

「王さまライオンのケーキ」はこんな子におすすめ

✔ 動物が好き
✔ 数字になんとなく興味が出てきた
✔ 分数、倍数に出会う前の小学生や未就学児
✔ 分数のイメージが沸いていない小学生

登場する動物たちが個性豊かで惹き付けられるからこそ、「動物が好き」くらいの漠然とした理由で読める絵本です。我が家が実際そうでした。

娘の場合、「好きな数字(117)を頻繁に言う」「ナンバーブロックスが好き」になったタイミングで「王さまライオンのケーキ」を手に取りました。

何でもいいので数字に興味がでてきたらチャンスです。

意識しなければ倍数・分数は日常で出会いにくいです。
絵本で無理なく導入しましょう!

「王さまライオンのケーキ」の良い点・悪い点

良い点

「4歳児が『はんぶんは1/2』を感覚的に理解できる」程わかりやすくイラストが描かれていること。

私の「王さまライオンのケーキ」の1番のおすすめポイントはこれにつきます。
分数を扱っている「絵本で低年齢向けは他に見ません。

悪い点

分数・倍数を習う前の全ての子におすすめしたい「王さまライオンのケーキ」ですが、惜しいと思っている点もあります。

「王さまライオンのケーキ」の惜しい点👇

✔ 「はんぶん」取って回すときには、1/2、1/4など分数の表記はないので客観的に分かりづらい。
✔ 文章量がやや多いので、子によっては最後まで聞いてくれない可能性がある。

本文中に分数表記がない

「はんぶんとりました。」と話が進んでいくため、本文中には「1/2」「1/4」と記されていません。
そのケーキの状態が「1/2」「1/4」と表せること「にぶんのいち」「よんぶんのいち」と読むことは別に教える必要があります。

本文の前後の裏側表紙ページではケーキの「1~1/128」のそれぞれの大きさのイラストが描かれています。
取った動物がケーキに写り込んで描かれているので子どもに説明はしやすかったです◎

文章量がやや多い

寝る前に「これ読んで!」と持ってこられたら大人の私も少し嫌だと思う文章量、というとなんとなく伝わるでしょうか。

ページ数は32ページで「分数・倍数」を教えるには適切な文字量だったと思いますが、他の5歳向けの絵本と比べると多く感じます。

「王さまライオンのケーキ」どこで買える?

残念ながら今のところオーチャードの紀伊国屋では見かけていません。

シンガポールにいても送料1000円程でAmazonJPから取り寄せが可能です。取り寄せか一時帰国中の購入がおすすめです。▼

さいごに

「王さまライオンのケーキ」は、4歳の子どもが「2のばい、2と2は4」、「はんぶんは1/2」だと感覚的に理解できた絵本です。

数字があまり理解できていない子もイラストを見て分かりやすく感覚をつかむことができるので、これから算数(分数・倍数)の導入を考えている方にぜひ一度読んでみて欲しい一冊です。

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